2008年04月03日

フィラリア予防の季節...

さてさて…
最近ドッグヒーリングの勉強で、ドッグライフカウンセラーとしての
更新がすっかりご無沙汰していた【レスキュー111】
久しぶりに復活ですぴかぴか(新しい)

今回は私の住む地域でも4月から予防が始まるフィラリア症について
予防がいかに大切かをご紹介したいと思います。

春から夏になるとフィラリア予防の時期ですね。
北海道から沖縄まで、蚊が出始める時期が違うので
予防を始める時期も地域によって様々ですが
今やフィラリア予防は定着しています。

フィラリアは蚊を媒介に伝染していきます。
蚊がフィラリアに感染している犬から、血液中のフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)を
一緒に吸血します。
その後、蚊の体内でこの幼虫(ミクロフィラリア)は脱皮を繰り返し
感染能力のある感染子虫まで成長していきます。
そうして順調に成長を遂げた感染子虫は、次に蚊が犬の血を吸う時に
色々な過程を経て、体内に侵入していきます。

侵入した後は約5ヶ月かけて何度も脱皮を繰り返して成虫となり
最終的に血流に乗って心臓(肺動脈付近)に到達。
約5年間成育します。

長時間寄生され続けると、寄生したフィラリアを異物とし
抗体を作り、呼吸器や循環器、泌尿器等の全身の臓器に
障害を起こします。
初期症状は軽い咳、食欲不振、痩身など…
進行していくと失神、貧血、腹水、胸水などの重い症状へ変化します。
コーヒーのような色の尿を出し、急に元気がなくなる急性症や
二次的に右心不全を起こしてしまうことがあります。
発見が遅れると死に至ることもある怖い病気です。

成虫が寄生してしまうと駆虫薬(予防薬)を投与したり
心臓や肺に寄生した虫を手術で摘出するなどの治療法を
取ることになりますが、駆虫薬(予防薬)の投与では
死んだ虫が血液中を流れ続け、大切な血管を塞いでしまう事があります。
また、病状を悪化させる可能性も…
外科的手術摘出しようとしても、寄生する場所が心臓と言う場所柄
完全に取り除くのが難しいそうです。

私達が実際にワンコ達に与えている、月に一度に投薬する予防薬は
蚊から感染した幼虫が、心臓にたどり着くまでに殺してしまう薬です。
幼虫(ミクロフィラリア)の成長を阻害するもので、
フィラリアが体内に侵入してから、1ヶ月くらい経たないと
効果はありません。
そんな訳で、投薬のタイミングは蚊の活動開始1ヶ月後から
活動終了1ヶ月後までとなります。

ちなみに、私が住む(埼玉県南部)地域では
4月から12月までが投薬時期となっています。

ただ既に感染している犬に予防薬を服用させると
最初の方にも書いた通り、死骸が血管を塞ぎ
ショックを起こす事もあるので、一般的な動物病院では
事前の血液検査を進めてくれているはずです。
死んだ成虫(長いものでは30cm程に…)が、心臓から出て
動脈に詰まり、足が立たなくなったり
ショックで死んでしまうこともあるそうです。

こうして詳しく書いていくと、とっても怖い&危険な感染病と
思われる方もいるかと思いますが
フィラリア症は月に一回、しっかりと予防薬を与えていれば
100%予防が出来る病気です。

予防薬の方も、お値段が抑えめな錠剤と
ちょっぴり高くはなるけど、ワンコも喜んで食べてくれる
チュアブルタイプの2種類があります。

080402.jpg

薬の量はワンコの体重によって変化するので
必ず獣医さんの指示にしたがい、与えてください。

我が子であるワンコの健康と命を守れるのは
飼い主さん自身。
フィラリアの予防薬は、忘れずにしっかり与えてくださいね。


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ニックネーム 珠 at 01:27| Comment(5) | レスキュー111... | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほどね〜
知っていたつもりで実はよく分かっていなかった所を
突いてもらいましたひらめき
りんも先日血液検査して、チュアブルタイプのお薬を貰ってきました!
でも、体重が減っていて(5.34kg)去年より1サイズ小さいものになってしまったの。
5.6kgになったらサイズが変わるらしいので
微妙ラインなんだよね・・・
毎月体重チェックしないとだわあせあせ(飛び散る汗)
Posted by りんママ at 2008年04月10日 10:51
フィラリアはどんな病気かも知っては居たけど、この珠さんの日記を読んでさらに
詳しく分かりました〜〜ホント怖い病気ですよね〜〜!お薬で完璧に防げるんだもの〜これは絶対に予防してあげなければ行けないですよね〜〜!
あるお友達でね、その掛かりつけの病院は
フィラリアは毎月飲ませてるのでおそらくかかってないから血液検査はしなくて大丈夫。って言って毎年検査無しで投薬を処方するのよぉ〜〜〜!これにはビックリですおよね〜〜!ちゃんと飼い主は上げたつもりでも、食べてなかったりその後吐いちゃったりなんかしたら意味無いし、想像で「かかってないから〜」の判断は危険ですよね〜!
我が家のお世話になってる病院は
毎年投薬が始まる前に血液検査をしないと危険です!って言ってるので強制的にさせられてます。(*≧m≦*)ププッ
うちの方は去年は4月からだったけど
今年は5月からなんですよね〜〜!
でも5月1日から始めたいので、今月中に
狂犬病&フィラリア検査に行って処方して貰おうと思ってますっ(*^_^*)
はぁ〜また長いフィラリア期間が始まるぅぅ〜〜(~_~;)
ちなみにうちはお薬選べるんだけど
一番安いシンプルな錠剤です!(*´∀`)クスクス
Posted by ラヴリクまま at 2008年04月10日 19:44
* りんママさん *
りん君もチュアブル派ねぴかぴか(新しい)
おやつ感覚で食べてくれるので、とっても楽ちんですよね顔(笑)
体重が微妙なラインと言う事は、毎月チェックしないといけないのね…
りん君、このまま体重キープで頑張ろうね〜Good

フィラリア予防については、結構軽く見ている方もいるので
そうして必要なのか、みんなに知ってほしいことですね。
兄の友人が飼っていたワンコも、2ヶ月ほど早く
薬をやめてしまったために、フィラリア症にかかってしまい
1年後に亡くなってしまったそうですたらーっ(汗)
こんな悲しい結末を迎えないためにも、しっかりとした予防を広めたいですね。
Posted by 珠@管理人 at 2008年04月14日 00:14
* ラヴリクままさん *
血液検査なしで処方する病院があるんですか!?
いや〜怖いですね顔(なに〜)
近頃は温暖化の影響で、蚊の活動期間も延びつつあるので
しっかりとした検査をお勧めしたいのですがあせあせ(飛び散る汗)
「病院の方針」と言われてしまえば何も言えないですが
私としてはやっぱりしっかりとした血液検査
そして、予防薬の必要性をしっかり説明してくれる
病院の方が安心ですよね病院
我が家が通う病院も、血液検査をセットで勧めてくれますよ顔(笑)
さらに「せっかく血を抜くのだから」と
一緒に血液検査での健康診断も。
まぁ、この辺は自由に選択させてくれるので
とても助かってます顔(笑)

ラヴリクままさんは錠剤なんですね。
私はうまく飲ませてあげられるか、微妙に不安なのでチュアブルです。
2匹にとっては月一回の特別おやつって感じのようですよ顔(イヒヒ)
Posted by 珠@管理人 at 2008年04月14日 00:24
大人の隠れ家。無制限生撮りOK(/∀\*)) http://www.44m4.net/
Posted by しょうこ at 2012年08月30日 02:50