さてさて…
最近ドッグヒーリングの勉強で、ドッグライフカウンセラーとしての
更新がすっかりご無沙汰していた【レスキュー111】
久しぶりに復活です

今回は私の住む地域でも4月から予防が始まる
フィラリア症について
予防がいかに大切かをご紹介したいと思います。
春から夏になるとフィラリア予防の時期ですね。
北海道から沖縄まで、蚊が出始める時期が違うので
予防を始める時期も地域によって様々ですが
今やフィラリア予防は定着しています。
フィラリアは蚊を媒介に伝染していきます。
蚊がフィラリアに感染している犬から、血液中のフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)を
一緒に吸血します。
その後、蚊の体内でこの幼虫(ミクロフィラリア)は脱皮を繰り返し
感染能力のある感染子虫まで成長していきます。
そうして順調に成長を遂げた感染子虫は、次に蚊が犬の血を吸う時に
色々な過程を経て、体内に侵入していきます。
侵入した後は約5ヶ月かけて何度も脱皮を繰り返して成虫となり
最終的に血流に乗って心臓(肺動脈付近)に到達。
約5年間成育します。
長時間寄生され続けると、寄生したフィラリアを異物とし
抗体を作り、呼吸器や循環器、泌尿器等の全身の臓器に
障害を起こします。
初期症状は軽い咳、食欲不振、痩身など…
進行していくと失神、貧血、腹水、胸水などの重い症状へ変化します。
コーヒーのような色の尿を出し、急に元気がなくなる急性症や
二次的に右心不全を起こしてしまうことがあります。
発見が遅れると死に至ることもある怖い病気です。
成虫が寄生してしまうと駆虫薬(予防薬)を投与したり
心臓や肺に寄生した虫を手術で摘出するなどの治療法を
取ることになりますが、駆虫薬(予防薬)の投与では
死んだ虫が血液中を流れ続け、大切な血管を塞いでしまう事があります。
また、病状を悪化させる可能性も…
外科的手術摘出しようとしても、寄生する場所が心臓と言う場所柄
完全に取り除くのが難しいそうです。
私達が実際にワンコ達に与えている、月に一度に投薬する予防薬は
蚊から感染した幼虫が、心臓にたどり着くまでに殺してしまう薬です。
幼虫(ミクロフィラリア)の成長を阻害するもので、
フィラリアが体内に侵入してから、1ヶ月くらい経たないと
効果はありません。
そんな訳で、投薬のタイミングは蚊の活動開始1ヶ月後から
活動終了1ヶ月後までとなります。
ちなみに、私が住む(埼玉県南部)地域では
4月から12月までが投薬時期となっています。
ただ既に感染している犬に予防薬を服用させると
最初の方にも書いた通り、死骸が血管を塞ぎ
ショックを起こす事もあるので、一般的な動物病院では
事前の血液検査を進めてくれているはずです。
死んだ成虫(長いものでは30cm程に…)が、心臓から出て
動脈に詰まり、足が立たなくなったり
ショックで死んでしまうこともあるそうです。
こうして詳しく書いていくと、とっても怖い&危険な感染病と
思われる方もいるかと思いますが
フィラリア症は月に一回、しっかりと予防薬を与えていれば
100%予防が出来る病気です。
予防薬の方も、お値段が抑えめな錠剤と
ちょっぴり高くはなるけど、ワンコも喜んで食べてくれる
チュアブルタイプの2種類があります。

薬の量はワンコの体重によって変化するので
必ず獣医さんの指示にしたがい、与えてください。
我が子であるワンコの健康と命を守れるのは
飼い主さん自身。
フィラリアの予防薬は、忘れずにしっかり与えてくださいね。